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The Album/岡村と卓球  No.10
というわけで、天才岡村靖幸と世界の石野卓球による異色ユニットの問題作。というかこれが異色じゃない音楽業界は嫌かも(-_-;)
岡村復活ほどには話題になってないものの、まさか朝日新聞の新譜レビューに取り上げられるとは(笑)
このユニット、最初で最後のアルバムだそうですが。ユニット名からして、以前シングル出したときには「岡村靖幸と石野卓球」だったのが、短くなってますがね。もう一度「岡村卓球」で出したりして。
何しろ、石野氏曰く「出会うべくして出会った珍獣同士」らしいから(爆笑)

で。全体感想。
私、テクノはダメです、やはり。ごめん卓球氏。岡村ボーカル無しの曲は受け付けられない・・・。
しかし岡村ちゃんのボーカルは、もうさすがっていうか、これ以上ねちっこい人はいない(笑)怪しい曲に妖しいボーカル。いやらしいことこの上なしです。濃い。濃いぃ。
アルバム全体が密室感に満ち満ちています。てゆーか満ち過ぎ。4畳半くらいの、天井まで機材の積み上げられた密室で、男二人がヘッドフォンつけて、ニヤニヤしながらキーボードとPCに向かっている姿が・・・姿がぁっっ!

・・・満ちている。みっしりと。この匣には、隙間などあってはいけないのだ(京極夏彦風味)。

そしてなぜに歌詞カードがないのだ岡村卓球!
昨年中に2週間でレコーディングが完了したというこのアルバム、シングルカット含めなぜに今までリリースできなかったのかは不明ですが、何はともあれ、お蔵入りにならなくて良かったなあ。以下、さらっと曲レビュー

[New Wave Boy]
シングル候補だっただけあって、キャッチーなサビを持ってます。現在の体格を思わせる、岡村ボーカルが迫ってきます。この曲のベースは岡村臭がするのですがどうなんでしょう、そこのところ。岡村卓球らしい曲なんじゃないでしょうか。

[Funky Pink Rotor]
いやーん(爆笑)これは岡村ボーカルじゃないんですが・・・。ものすごーく耳に残る曲なんですよー歌詞とともに!!!うっかり口ずさみそうになりますが、いやいやそれはまずいだろう!ってな内容なもんで・・・。ごぼごぼ。

[Alfa Inn]
いきなり、岡村ちゃんのいやらしいことこの上ない鼻歌(爆)から始まるこの曲。歌詞も岡村チックです。途中で岡村声を重ねてるところがまた、こう、うさんくささ倍増ですね。

[Come Baby]
シングルとして昨年秋にリリースされているので、どこぞで耳にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。密室クラブにみっしりつまった男女汗だくダンス曲です。マトリックス・リローデッドでダンス@ザイオンのシーンを見たとき、この曲を思い出してしまいました(-_-)
いやでもこの曲、すんばらしいーですよ。岡村ちゃんのいやらしさ堪能できる曲(笑)でかした卓球氏!みたいな。岡村ちゃん単独では、こういう曲もこういうアレンジも出てこないわけで、新鮮でした。そして何より、Gackt氏のラジオを聴いていたら、この曲がかかったのですよ。Gackt氏の口から「岡村靖幸」という言葉が発音されるのが、なんだか不思議な気がしました。ま、岡村ちゃんを知らなかったみたいだけどね(苦笑)

[ウキウキWatching]
発売前に、曲リストみたとき、「まさか・・・?」と思ったのですが、そのまさかでした。タモさんが浮かんで・・・こないアレンジになってましたが(笑)それにしてもなぜ・・・?毎日見てそうだけどな。そして初めて知ったこの事実。伊藤銀次だったんだー!へーへーへー(17へぇ位)

[Adventure (J-Pop Mix)]
きゃー!!!おーかーむーらー。岡村ちゃんの魅力満載の曲です。岡村式ロマンチックに溢れてます。これがあるから、岡村ちゃんは岡村ちゃんなんだよなー。歌詞カードがないのが残念。まあ、聞きたいように聞けばいいのか・・・なあ・・・。えーん。シングルカット希望!!!

[Come Baby (Yasuyuki Okamura Remix)]
同じ曲でも、岡村ちゃんがアレンジするとこうなるという・・・。これはシングルにはできんわな・・・。ま、シングルにすることなんて考えずにやったからこうなったんだろうけど。Funkyなギターは大好きです。これ絶対岡村ちゃんが弾いてるね。岡村カッティングだもん。そして「Com'on」連発。ニヤリ。
2003/12/28

No. PASS


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shiromuku(e3)DIARY version 1.12