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Straight From The Street／ROB ON BASS
No.6
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分類：アルバム
リリース元:Hip Bap Records(おそらくインディーズ・価格不明)
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岡村3連発になったので、何か他のアーティストのレビューを書こうかなーと、CDの入った箱を開けたらこれが入っていました。
なんでCDのコードも価格も不明なのかっていうと、十年ほど前に、ROBサン本人から路上で買ったからでーす。
当時学生で、渋谷でバイトをしていた私は、帰り道に時々原宿を経由していました。まだホコ天（歩行者天国）があった時代で、AURAだの池田貴族氏のバンドだの（なんだっけ）が演奏してました。そういや、池田貴族氏に「そこ！車道に出るなよ！俺達が迷惑するんだよ！」とオンマイクで怒られて、べっつにオマエを見に来てるんじゃなくてここ通って帰るだけだっつーのホントに自意識過剰だなぁあたしゃオマエのファンじゃないんだよばーかばーか！と心の中で（弱）毒づいたりもしました。あっそうそう、バンド名remote！思い出した。
そんな池田サンも、いつのまにか心霊関連のコメンテーターとしてテレビに出てるなー随分バンド時代と印象違うなーと思ってたら、ご病気で亡くなったんですよね。
そんなこんなで、時々通っていたホコ天で偶然みかけたのがこのROB ON BASS。この方の特徴というのが、Treble Bass。
何がTrebleなのかっていうと、この楽器、ギター＋ベースなんですよ。オリジナルで作ったんですかね？
このベース４弦とギター６弦のついた楽器を、ROBさん一人で弾きこなしてるんですよ！ナニコレ？？？と思ってしばらく見入っちゃったんですよね。ベースとしても結構バリバリに弾いてるのに、そこにきっちりギターリフを乗せてくるという。うわーなんだこりゃーどーなんてんだー状態。びっくり人間ですか？みたいな。
しっかり座り込んで見とれてしまい、演奏の合間に、ROBサンのお連れの方からCD購入。なぜか握手つきで（笑）
CDにしつこいほどに「別録りしてません！」「同時に弾いてます！」みたいなことが書いてある（恐らく）のがご愛嬌。だって知らないで聴いたら、わかんないって。曲自体は、まあキライじゃないけど特に好きってわけでもないんですが。ありがちといえばありがちだし。でも、このベースとギターを同じ人が同時に弾いてると思うとすっごいなー！と感心できます。
たまにはこんな出会いもいいもんだ。と思います。
そんでもって、マイナーなアーティストでもイイ！と思ったら、ぜひ作品を買ってあげたいものだと思います。そうやって買うことで、そのアーティストへの評価を示せると思うから。どんなにみんながイイ！と言ってくれても、実際作品やチケットが売れなければ、次の活動につながらないわけで。自分を感動させてくれたことに感謝をしつつ、将来への投資をこめて、買えるなら買ってください、ぜひ。
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2003/10/06
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