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フレッシュボーイTOUR/岡村 靖幸/(その2)  No.5
分類:ライブ
出演:岡村 靖幸
日:2003/09/28
場所:ZEPP TOKYO
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そんなわけで、入場してからずっとぎゅーづめになった状態で、立ちっぱなしなわけで、いいかげん疲れたよーどうしよーライブ終わるまで体力持たないかも?ってちょっと思ってたんですが。
岡村ちゃん見たら、ぜーんぶぜーんぶぜーーーーーんぶふっとんでしまったのだった!!!


ユカは確かに美人だ
僕のHIPにしゃがんで ウチに来ない?と誘った


うわーうわー「いじわる」だ!!!
この曲、すごい好きなんだよねー!!!!!!
岡村ちゃんのエロ曲(をい)を語るときには欠かせないと思うのですわ。なんだろうねー。歌詞はすごいエッチくさいのに、それを通して見えてくるのは、すごく純粋な恋心だったりするんだ。
大学のO先輩、この曲好きだったなー。元気かなー今日来てたりしないかなー?
かなりアレンジされていて、それがまたイイ!!!
もうみんな、完璧曲が頭に入ってるし、7年振りのライブで一曲目なのに、すでに超盛り上がり状態!
その後も、「いじわる」から始まって「聖書」「生徒会長」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」のメドレー。
以前のようにダンサーの男の子二人を従えて、以前より膨らんだ(酷)、スーツを着た岡村ちゃんが髪を振り乱して歌う!踊る!も・・・たまんないっす。
確かに昔の、スリムな岡村ちゃんもカッコかわいくてよかったけど、岡村ちゃんの良さっていうのはそんなんじゃないんだ!と発見。
たわわな顎も、ぽっこり出たお腹も(笑)全てがキュートでセクシーだ!てゆーか今のほうがセクシーじゃない?ひょっとして?
その後も怒涛のメドレーやら、絶対泣いちゃう「カルアミルク」「イケナイコトカイ」やら、大変な騒ぎでしたが、特にイイ!と思ったポイントをいくつかあげるなら・・・。
まず「詩の朗読」。
岡村ちゃんは、基本的に、一切ライブ中にしゃべらない。
メンバー紹介も、MCも、他の人がやる。
今回も、途中でキーボードの人が岡村ちゃんが書いた詩の朗読をした。そのこと自体がもうすごい面白いんだけど、この詩の内容がまた。もー、岡村ちゃんったら!みたいな、時事ネタを織り込んで、ちょっと笑えて、「?」と思わせて、しんみりさせる内容の詩。
それから、恒例MC代わりの弾き語りコーナー。
やっぱりこれがないとな!何歌ってたか、ぼーっとしてたので思い出せないのと、音響悪くてあんまり聴き取れなかった(涙)。でもエレピの演奏は素敵だった・・・。岡村ちゃんの弾くピアノって好きだ・・・。繊細で激しくて切ない感じがするんだよね。
そして「ギター」。
岡村ちゃん、ギターうまいよね!アコギ一本の曲なんて、もう、腰に来る!って感じのカッコよさ。岡村ちゃんと言えば曲や歌がクローズアップされるけど、プレーヤーとしての岡村ちゃんもスゴいと思う。弾きはじめる前に、予備のピック差しておくところがなくて、口にくわえたままアワアワして、ギターに差そうとしたら落としちゃって、「アッ」っていう顔したのがこの日一番の萌えポイント(爆笑)。くそー、間違いなくオッサンなのに、なんでこんなにセクシーでかわいいんだよ靖幸!みたいな。
それからそれから「プレゼント」。
岡村ちゃんのライブでは、昔から、ダンサー2名が客席にモノを投げるのが恒例で。バラの花やらお菓子やらを配っていたそうです。それは今回もあったわけで。あー私、岡村ちゃんのライブに来てるんだな〜、という気分を一層盛り上げてくれるイベントなんですが。今回そのイベントをやったのが、「Vegetable」という曲だったのですよ。もうお察しでしょう。野菜!野菜が飛んできたのです!
ダンサーさんが肩にかけたバッグから野菜を取り出し、嬉しそうにフロアに投げる投げる!みんなキャッチしようとして跳ぶ跳ぶ!キュウリだのジャガイモだのピーマンだのが飛び交う異常なライブ(爆笑)しかも、ひときわ大きい緑の物体が飛んだ!と思ったら、キャベツでした!もうウケちゃってウケちゃって、ずーっとゲラゲラ笑ってました、私。後で聞いた話では、1/4カットの白菜もあったそうな。当然バラバラになって散っていたということです。

デビュー曲「Out of Blue」で、間にブレイクを挟んだものの2時間半の長丁場を終えました。
岡村ちゃんはずーっと力いっぱい歌って、踊って、演奏してた。客のほうが最後、体力持たなくてへばってた感じ。私はもちろんついていったよー!なんで普段体力まるでないのに、ライブだけは最後まで超元気なんだろう?絶対脳からなんか出てるよね!
まあ、前後左右斜め、全部男の人に囲まれてしまって、えーん、見えにゃにゃにゃにゃな〜いッ!と跳びまくってた&ずっと上向いてたんで、翌日から首が痛くて泣きそうになりましたが。

90年代のツアーをずっと見てきた人達からは、やっぱり物足りない・・・という声があがってましたが、私は十分満足しました。だって、こんだけのブランクがあって、またステージにあがるっていうことは、それだけでものすごく勇気の要ることだと思うのね。しかも岡村ちゃんの場合は、ほとんど引きこもりっぽい状態だったわけで。一人じゃどこにも出かけられないっていう所から、お出かけの練習までして(泣笑)、ここまで辿り着いたわけで。ファンの熱い想いだって、却って恐かったと思う。今回のライブも、開演前の余りの手拍子の大きさに、これってものすごいプレッシャーだろうなって思った。
そんなこんなを乗り越えて、みんなの前に出てきてくれた。みんなが一緒に歌ったことに、何度も何度も「サンキュ」「ありがとう」って小さく呟いてた。涙も見せていた(と思う)。そうやって帰ってきてくれただけで、こっちがありがとうって言いたい。昔みたいな勢いはないかもしれない。でも今でも、岡村ちゃんの歌には、岡村ちゃんにしかない力があると思う。そして、どんなに引きこもってしまっても、どんなに太っても(爆)、岡村ちゃんをずっと愛してやまないファンがこんなにいたことにも、感動した。その愛情は、岡村ちゃんにもきっと伝わったんだと思う。

ライブが終わってみたら、頭からびっしょりだった。髪も濡れているし、Tシャツは上半分が前も後ろも絞れそうだったし、ジーンズまで色が変わるほどだった。これ全部汗?ってびっくり。今までで一番汗をかいたライブでした。そりゃそうですな。ラッシュ時の満員電車の中、一度挙げた手はもう下ろせない!という状態で、みんなが跳ぶ!踊る!それが2時間半ですもん。ほんっとアツい夜でした。

14日と15日は、またZEPPで2Daysです。大丈夫か?岡村ちゃん。そして私。てゆーかこんな残業続きの毎日なのに、間に合うのか?一応今から「その日は絶対に残業しません!」宣言しておいたけど。
東京の次に行われた名古屋のライブ会場で、ファンの人がマネージャーさん捕まえて話し掛けたら、「もう休みませんよ」って言ってくれたらしい。いやーそう言って岡村ちゃんには何度もだまされてるからな・・・いやでもちょっと・・・かなり嬉しいかも・・・。
そして・・・Gackt氏もいるのに、どうする私!ひえー!
2003/10/04

No. PASS


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